ブチハイエナ
 学名(Crocuta crocuta ) 英名(Spotted hyena ) 中国名(斑鬣狗)
分類 哺乳類・食肉目(ネコ目)・ハイエナ科
生息地域 サハラ以南のアフリカの草原
体長 125〜165cm
一見イヌに似ていますがジャコウネコに近い動物です。
「サバンナの掃除屋」という異名がつくほど、 ライオンの食べ残しを
食べたり、他の猛獣の獲物を横取りしたりします。
(しかし、ライオンがハイエナの獲物を横取りするケースの方が多い。)
しかし、集団で狩りをすることもあり、自慢の持久力で追跡して獲物を
捕らえます。意外にも狩りで獲物を得る割合が6割であることが
わかっているそうです。丈夫な歯で骨まで食べ尽くすので、
その糞も白いことが多いそうです。
メスの方が体は大きく、雌雄同体説が出るほどオスメスの生殖器は
似ています。年をとったメスがリーダーの群れをつくり、その群れは
40頭におよぶこともあります。穴を掘って巣をつくり、複数の
母親に守られて子供は育ちます。また高度な社会性をもっており、
厳格な縦社会で、仲間同士で丁重な挨拶が交わされ、たとえ怪我を
したり、脚を失った個体がいたとしても、その順位は変わりません。

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