アイスランナー

(イラスト原案 / Yddit  )
(イラスト / 川崎悟司  )
分類 鳥類・カッコウ目・アメリカジカッコウ科
生息年代 500万年後
生息地域 北米のツンドラ地帯
全長 40〜50cm
極北に適応した地上性の鳥。 ミチバシリを祖先とする。
雑食性で、植物を主として小動物や死肉も食べる。
頭部は頑丈で、短い冠羽がある。脚は比較的短いが、
かなり速く走ることができる。
爪がスパイクのような役割を果たし、氷上でも安定した走行が
可能。体は、全体的に突出部分が少なく寒冷地適応を示す。
発達した皮下脂肪と消化器官のため重く、飛べない。
羽毛は銀白色で光をよく透す性質をもつ。
このことと皮膚が黒いことによって、効率的に太陽熱を
体温維持に利用できる。
冬が訪れると、穴や岩の隙間に枯れ草などを使って寝床を作り、
冬眠する。また、冬以外の時期でもエネルギー節約のために
代謝を低下させることがしばしばある。
春〜夏の繁殖期には、たくさんのアイスランナーが営巣地に集まる。

(解説 / Yddit )




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